1688・Alibabaで見つけた中国仕入先と直接取引する前に確認したい実務項目
1688やAlibabaなどで商品を見つけても、そのまま発注すれば日本へ問題なく輸入できるとは限りません。会社情報、輸出対応、仕様、MOQ、支払条件、梱包、中国国内物流まで確認し、オンラインで見つけた仕入先を実際の輸入取引へつなげる方法を説明します。
中国の商品検索サイトやB2Bプラットフォームを利用すれば、日本にいながら多くの商品や仕入先候補を探せます。しかし、画面上で希望商品が見つかったことと、その会社から日本向けに安定して仕入れられることは別の問題です。HONG KONG JCBO LIMITEDでは、お客様自身が1688、Alibabaなどで見つけた商品についても、実際の中国仕入れへ進めるための条件確認を支援しています。
■ 最初に「誰から買うのか」を確認する
掲載されている会社が製造工場なのか、卸売会社なのか、貿易会社なのかを確認します。商社だから問題がある、工場なら必ず安いということではありません。重要なのは、その会社がどのような立場で商品を供給し、仕様、品質、納期について責任を持って対応できるかです。
同じ写真の商品を複数社が掲載していることもあります。その場合、写真が同じだから同一品質とは判断できません。実際の製造場所、材料、寸法、最低発注数量、梱包などを個別に確認します。
■ 表示価格をそのまま仕入価格と考えない
オンライン上の価格は、数量、仕様、材料、色などによって変わることがあります。表示された最低価格だけで原価計算をせず、自分が必要とする数量と仕様を伝えて正式な見積を取得します。
例えば商品ページでは1個50元からと表示されていても、その価格が特定数量以上の条件だったり、最も簡単な仕様だけの価格だったりする場合があります。ロゴ、色変更、寸法変更、専用梱包などを依頼すれば別途費用が発生する可能性があります。
■ 日本向け輸出ができる状態かを確認する
中国国内販売を中心としている仕入先の場合、日本への輸出実務を自社で行っていないことがあります。その場合でも、指定する中国国内倉庫へ商品を配送してもらい、別途輸出・国際物流を組み立てられる場合があります。
工場へ確認する際には、EXWなのか、中国国内指定場所まで配送できるのか、FOB等で対応できるのかを明確にします。輸出者や必要書類については貨物内容と取引形態に合わせて物流会社等と確認します。
■ サンプルで品質とコミュニケーションを確認する
新規仕入先では、可能であれば本発注前にサンプルを確認します。商品そのものだけでなく、問い合わせへの回答速度、質問に正確に答えているか、指定した内容がサンプルへ反映されているかも取引判断の材料になります。
オーダー商品では、サンプルと量産品の仕様を一致させるため、承認内容を写真、図面、仕様書などで記録します。
■ 梱包条件を確認する
中国国内販売用の梱包が、そのまま国際輸送に適しているとは限りません。家具、ガラス製品、金属什器などは長距離輸送を前提に梱包方法を確認します。また箱数、箱寸法、重量を取得しなければ国際運賃を正確に検討できません。
■ プラットフォーム検索を実際の輸入へつなげる
インターネットで中国商品を探せるようになったことで、仕入先候補を見つけること自体は以前より容易になりました。一方、仕様確認、価格条件、品質、輸出、物流、日本での輸入手続は別途必要です。
すでに商品ページや工場候補を見つけている場合には、そのURL、商品画像、希望数量、日本での用途、希望納期をお知らせください。当社では、候補先へ何を確認すれば正式な仕入れ判断ができるのかを整理し、必要に応じて見積、サンプル、発注、中国国内物流、日本への輸入へ進めます。