中国調達・輸入代行

中国調達を初めて依頼する企業へ|工場探しから日本納品までの進め方

中国から商品を調達する際は、工場を探して価格を確認するだけでは完了しません。商品仕様、数量、工場選定、見積、サンプル、生産、検品、中国国内物流、国際輸送、日本での通関・納品まで、当社がどのような流れで輸入実務を支援するかをご説明します。

HONG KONG JCBO LIMITEDでは、日本企業・日本人事業者のお客様を対象に、中国工場・メーカーからの商品調達と日本への輸入を支援しています。当社は2004年から中国で貿易実務に携わってきました。中国調達では、単に安い工場を探すことよりも、必要な商品を希望する品質・数量・納期で製造または調達し、日本の指定場所まで無理なく届けられる取引全体を組み立てることが重要です。

最初に確認するのは、調達したい商品の内容です。商品名だけではなく、写真、図面、サイズ、材質、用途、希望数量、希望価格、希望納期、日本での納品場所などを整理します。既製品であれば中国メーカーの標準仕様で対応できるかを確認し、仕様変更が必要であればOEM・オーダー製造として工場へ相談します。図面がない場合でも、参考写真や現物、主要寸法などから相談を始めることができます。

次に候補となる工場や仕入先を確認します。見積を比較するときは商品単価だけを見ません。MOQ、サンプル費、金型・治具費、生産期間、梱包方法、支払条件、EXWやFOBなどの貿易条件をそろえて比較します。同じように見える商品でも、使用材料、加工方法、梱包仕様が違えば価格差が生じるため、その理由を確認することが大切です。

発注前には可能な範囲でサンプルや仕様を確認します。特にオーダー商品では、量産開始後に仕様変更をすると納期や価格へ影響するため、寸法、材料、色、仕上げ、部品、ロゴ、梱包などを量産前に確定します。量産開始後は必要に応じて生産状況を確認し、完成後には出荷前検品を行います。

物流についても工場任せにせず、商品の数量、重量、梱包後の容積、納期から輸送方法を検討します。少量なら国際宅配や航空輸送、一定量以上ならLCL混載やFCLコンテナなどを比較します。複数工場から商品を仕入れる場合には、中国国内で貨物を集約して一つの出荷にまとめる方法も検討できます。

さらに、日本へ到着した後には輸入通関と国内配送があります。大型家具や店舗什器などの場合は、港から倉庫へ運ぶのか、コンテナを現場へ直接運ぶのかによって工程が変わります。納品先の車両制限、荷下ろし方法、搬入時間なども事前に確認する必要があります。

当社へのご相談では、すべての条件が決まっている必要はありません。まず商品写真や参考資料、希望数量、納品場所など現在分かっている情報をお知らせください。工場へ問い合わせるために不足している情報を整理し、見積取得、サンプル、発注、生産、検品、輸送、日本納品という順序で具体的な取引へ進めていきます。